国内VPS7社を徹底比較!!目的別のおススメも紹介【2024年最新】

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国内VPS7社を徹底比較!!目的別のおススメも紹介【2024年最新】

VPS(Virtual Private Server)とは仮想専用サーバーと呼ばれるサーバーの種類です。VPSを利用すれば例えばWebサービスやシステム開発、PCゲームサーバーといった目的に活用できます。



そんなVPSには数多くのサービスがあり、また料金プランも多様なことから『どのVPSを選べば良いか分からない』『料金プランが複雑で選び方が分からない』『目的に合っているのか判断できない』という方も多いと思います。

そこで今回は国内のVPSを紹介するとともに各社の料金プランを徹底比較。記事の後半では目的別のおススメも紹介していきます。

▼この記事で分かること

  • 国内VPS7つの料金プラン比較一覧
  • 国内VPS7つのサービス内容をまるごと紹介
  • 目的別のおススメVPSを紹介する



▼国内VPS比較一覧

サービス プラン 初期費用 月額費用 CPU メモリ ディスク
ConoHa VPS 2GB 無料 1,848円 3コア 2GB SSD / 100GB
KAGOYA CLOUD VPS 4GB 無料 1,540円 4コア 4GB SSD / 30GB
さくらのVPS 2G 無料 1,738円 3コア 2GB SSD / 100GB
クラウドVPS byGMO V2 無料 1,848円 3コア 2GB SSD / 100GB
お名前.com VPS 2GB 無料 1,446円 3コア 2GB SSD / 200GB
WebARENA Indigo 4GB 無料 1,399円 4コア 4GB SSD / 80GB
ABLENET VPS V1 1,650円 1,342円 2コア 1.5GB SSD / 40GB



この記事を読めば国内VPSの種類や特徴について把握でき利用目的に合った最適なVPSを見つけることが出来ますよ。VPSをお探し中の方はこの機会にぜひご利用ください。



▼この記事を書いたひと

フリーランスみやしも(@miyashimo_blog)です。プログラミングやWebサイト制作に関するITの情報を幅広くお届けしていきます。

VPSの特徴や選定のポイント

VPSサービスの特徴や選定のポイント
VPSの特徴や選定のポイント

まずはVPSのサービスの特徴や選定時のポイントなど、VPSに関する全体的な情報を確認していきましょう。

VPSとは?仕組みやできること

VPS(Virtual Private Server)とは、サーバー上に用意された【仮想専用サーバー】のことです。



仮想専用サーバーは元々1つのサーバーを論理的に分割してユーザーに仮想的な領域が用意される仕組みであり、VPSで作成したサーバーではOS・CPU・メモリ・ディスクなどの組み合わせを自由にカスタマイズすることが可能です。

このためVPSは一般的なレンタルサーバーと比べても、よりカスタマイズ性の高いサーバーが利用できるサービスだと言えます。

そんなVPSを利用すれば、例えば次のようなことが実現できます。



▼VPSで出来ること

  • プログラミング言語を使ったWebサービスやシステムの開発
  • WordPressを使ったWebサイトやブログの構築
  • Minecraft(マインクラフト)などのゲームサーバーの構築
個人から企業まで、プライベートから仕事まで。幅広い目的で活用できるサービスとなっています!

VPS選びのポイント3つ

VPSの選定にあたっては、以下のポイントを踏まえてゆくと検討がしやすくなります。



▼VPS選びのポイント

①スペック

VPSの用途に対する推奨スペックや開発要件を満たしているか?スペックに対するコスパが良いか?

②コントロールパネル

コントロールパネルの画面が分かりやすく使いやすく出来ているか?コントロールパネルを通して目的の作業がこなせるか?

③機能性

VPSを利用の目的とするサーバー・ネットワーク構成が実現可能か?将来的にサーバー台数を増やしたり、スペックを上げることができるか?



ほとんどのVPSではCPU・メモリ・ディスクなどのスペック別に料金プランが分かれていますが、実際の選定にあたっては、コントールパネルや機能性といった全体的なサービス内容をふまえて検討してゆく事が大切です。

一方でシンプルに料金だけでVPSを選ぶことも出来ますが、とはいえ目的によっては以下のような不便を抱える事にもなりかねますので注意が必要です。

▼VPS利用時の不便

  • 選んだVPSでやりたいことが実現できなかった...。
  • 作業できなくもないが、難易度が上がってしまった...。
  • 追加のオプション料金が必要になりコストが上がってしまった...。



料金や相場感を把握しつつも、全体的なサービス内容もふまえて検討してゆくことが失敗しない上手なVPSの選び方だと言えます。

料金プランや機能性を確認しながら、トータル的に検討を進めてゆきましょう!

VPSの料金プラン比較

VPSの料金プラン比較
VPSの料金プラン比較

VPSの料金プランはCPU・メモリ・ディスク容量などのスペックごとに用意されており、各社によって多様に存在している状況です。ここでは以下の基準にもとづき抜粋した、VPS各社のプランを順番に掲載してゆきます。



▼VPSプラン比較対象

  • 【最安プラン】・・・VPS各社における最安設定の料金プラン
  • 【CPU2コア】・・・CPU2コアのサーバーが利用できるVPS各社の料金プラン
  • 【メモリ2コア】・・・メモリ2GBのサーバーが利用できるVPS各社の料金プラン
※CPU=2コア、メモリ=2GBは多くのVPSで"標準"もしくは"推奨"として扱われている一般的なスペックです。いずれも選定時の基準としてご参考ください。

VPS比較①:最安プラン

主要VPSにおける最安プランはそれぞれ以下の通りです。


▼VPS比較一覧(最安)

サービス プラン 初期費用 月額費用 CPU メモリ ディスク
ConoHa VPS 512MB 無料 682円 1コア 512MB SSD / 30GB
KAGOYA CLOUD VPS 1GB 無料 550円 1コア 1GB SSD / 25GB
さくらのVPS 512MB 無料 643円 1コア 512MB SSD / 25GB
クラウドVPS byGMO V1 無料 1,188円 2コア 1GB SSD / 50GB
お名前.com VPS 1GB 無料 985円 2コア 1GB SSD / 100GB
WebARENA Indigo 1GB 無料 349円 1コア 1GB SSD / 20GB
ABLENET VPS V0 1,027円 712円 1コア 512MB SSD / 30GB


※初期費用・月額費用には長期割引や特典を除いた通常料金1ヶ月分の税込金額を記載しています

※プランの詳細確認や検討にあたっては、上記リンク先のサービスサイトもご利用ください

VPS各社における最安値は、WebARENA Indigoの『1GB』プラン月額349円(税込)になります。

VPS比較②:CPU2コア

VPS各社におけるCPU2コアの料金プランはそれぞれ以下の通りです。


▼VPS比較一覧(CPU2コア)

サービス プラン 初期費用 月額費用 CPU メモリ ディスク
ConoHa VPS 1GB 無料 968円 2コア 1GB SSD / 100GB
KAGOYA CLOUD VPS 2GB 無料 660円 2コア 2GB SSD / 25GB
さくらのVPS 1GB 無料 880円 2コア 1GB SSD / 50GB
クラウドVPS byGMO V1 無料 1,188円 2コア 1GB SSD / 50GB
お名前.com VPS 1GB 無料 985円 2コア 1GB SSD / 100GB
WebARENA Indigo 2GB 無料 699円 2コア 2GB SSD / 40GB
ABLENET VPS V1 1,650円 1,342円 2コア 1.5GB SSD / 40GB


※初期費用・月額費用には長期割引や特典を除いた通常料金1ヶ月分の税込金額を記載しています

※プランの詳細確認や検討にあたっては、上記リンク先のサービスサイトもご利用ください

CPU2コアの比較結果としてはKAGOYA CLOUD VPSが月額660円(税込)の最安値になります。

VPS比較③:メモリ2GB

VPS各社におけるメモリ2GBの料金プランはそれぞれ以下の通りです。


▼VPS比較一覧(メモリ2GB)

サービス プラン 初期費用 月額費用 CPU メモリ ディスク
ConoHa VPS 2GB 無料 1,848円 3コア 2GB SSD / 100GB
KAGOYA CLOUD VPS 2GB 無料 660円 2コア 2GB SSD / 25GB
さくらのVPS 2G 無料 1,738円 3コア 2GB SSD / 100GB
クラウドVPS byGMO V2 無料 1,848円 3コア 2GB SSD / 100GB
お名前.com VPS 2GB 無料 1,446円 3コア 2GB SSD / 200GB
WebARENA Indigo 2GB 無料 699円 2コア 2GB SSD / 40GB
ABLENET VPS V1 1,650円 1,342円 2コア 1.5GB SSD / 40GB


※初期費用・月額費用には長期割引や特典を除いた通常料金1ヶ月分の税込金額を記載しています

※プランの詳細確認や検討にあたっては、上記リンク先のサービスサイトもご利用ください

メモリ2GBの比較結果としてはKAGOYA CLOUD VPSが月額660円(税込)の最安値になります。

いずれも料金プラン比較の参考にして頂ければ嬉しく思います。

とはいえ先述にもある通り、VPS選びでは料金面のみならず、コントロールパネルや機能性といった全体的なサービス内容をふまえて選んでゆくのがポイントです。
引き続き、上記にも挙げたVPSの情報を順番に紹介してゆきます!

国内主要のVPS7つを紹介する

国内主要のVPS7つを紹介する
国内主要のVPS7つを紹介する

ここからは、国内主要のVPSサービス7つを順番に紹介してゆきます。

①ConoHa VPS

VPS徹底比較:ConoHa VPS(コノハブイピーエス)
ConoHa VPS

『ConoHa VPS(コノハブイピーエス)』はGMOインターネット株式会社が運営しているVPSです。

ConoHa VPS:基本情報

▼概要情報

サービス名

ConoHa VPS

運営会社

GMOインターネット株式会社

開始時期 2013年


▼参考予算

初期費用 無料
月額費用 682~53,900円(税込)
最低利用期間 1日


▼スペック

CPU 1コア~24コア
メモリ 512MB~64GB
ディスク種類 SSD
ディスク容量 30~100GB
仮想化方式 KVM
RAID RAID10


▼基本仕様

リージョン 東京 / シンガポール
※512MBプランは日本(東京)のみ
回線速度 100Mbps

SLA(サービス品質保証)

99.99%以上

標準機能

IPアドレス(※1個) / OS・アプリケーションテンプレート / マインクラフト / KUSANAGI / スタートアップスクリプト / コントロールパネル / DNS設定 / プライベートネットワーク / スケールアップ(スペック変更) / スケールアウト / 転送量課金なし / 管理者権限(※root権限付与) / 接続許可ポート設定 / SSH Key / メールサーバー / DBサーバー / オブジェクトストレージ / VPS割引きっぷ / ConoHaチャージ

OS CentOS / Oracle Linux / Ubuntu / Debian / FreeBSD / Fedora / openSUSE / Arch Linux / NetBSD / OpenBSD / AlmaLinux / Rocky Linux / MIRACLE LINUX
有料オプション 自動バックアップ / 追加ディスク / ロードバランサー / イメージ保存 / 追加IPアドレス
サポート体制 メール(※24時間受付) / チャット・電話(※平日 10:00~18:00)


▼公式サイト

ConoHa VPS

ConoHa VPS:料金プラン

▼料金プラン(Linux)

プラン 初期費用 月額費用 CPU メモリ ディスク
512MB 無料 682円(税込) 1コア 512MB SSD / 30GB
1GB 無料 968円(税込) 2コア 1GB SSD / 100GB
2GB 無料 1,848円(税込) 3コア 2GB SSD / 100GB
4GB 無料 3,608円(税込) 4コア 4GB SSD / 100GB
64GB 無料 53,900円(税込) 24コア 64GB SSD / 100GB


※初期費用・月額費用には長期割引や特典を除いた通常料金1ヶ月分の税込金額を記載しています

ConoHa VPS:サービスの特徴

ConoHa VPSのサービスの特徴をまとめると次の様になります。


▼サービスの特徴

  • 全てのプランを初期費用0円で使い始めることができる
  • VPS割引きっぷを使うと長期利用が最大23%お得になる
  • 直感的で使いやすい専用のコントロールパネルが用意されている
  • OS・アプリケーションのテンプレートが豊富に用意されている
  • 世界最速級のWordPress実行環境「KUSANAGI」が利用できる
  • Minecraftなどのマルチサーバーが簡単に構築できる
  • ローカルネットワークを使ったサーバーの複数台構成に対応できる
  • SLAによって99.99%という高いサーバー稼働率が保証されている

ConoHa VPS:こんな方向き

ConoHa VPSは次のような方に適したサービスです。


▼こんな方向き

  • 初心者向けで分かりやすく使いやすいVPSを探している
  • Webサービスやシステム開発に適したVPSを探している
  • KUSANAGI環境でのWordPressサイト運用に適したVPSを探している
  • サービスの拡大に対応できる、冗長性に優れたVPSを探している
  • マイクラのマルチサーバーが構築できるVPSを探している
  • 万が一にも備えて保証やサポートが充実したVPSを探している
ConoHa VPSは全体的なサービスが充実したバランス型のVPSです。コントロールパネルは直感的で使いやすく、コマンド操作不要で多くの作業をこなす事ができます。機能的にも充実していることから、個人から企業まで、幅広い用途に対応できます。

▼公式サイト

ConoHa VPS

ConoHaなら1つのアカウントでドメインやサーバーをまとめて管理できます。既にアカウントをお持ちの方や、VPS初心者の方にこそ検討して欲しいサービスです!

このほかみやしもブログでは、人気ゲーム『Minecraft(マインクラフト)』の情報を扱っています。ConoHa VPSを使ったマルチサーバーの構築方法について次の記事で確認することが出来ます。

ConoHa VPSならマイクラのマルチサーバー構築が超かんたん。マイクラ用のVPSをお探しの方には、ぜひ参考にして欲しい情報です!

②KAGOYA CLOUD VPS

VPS徹底比較:カゴヤクラウドVPS
KAGOYA CLOUD VPS

『KAGOYA CLOUD VPS(カゴヤクラウドブイピーエス)』は、カゴヤ・ジャパン株式会社が運営しているVPSサービスです。

KAGOYA CLOUD VPS:基本情報

▼概要情報

サービス名

KAGOYA CLOUD VPS

運営会社

カゴヤ・ジャパン株式会社

開始時期 2011年


▼参考予算

初期費用 無料
月額費用 550~28,160円(税込)
最低利用期間 1日


▼スペック

CPU 1コア~12コア
メモリ 1GB~32GB
ディスク種類 SSD
ディスク容量 25~1,600GB
仮想化方式 KVM
RAID RAID10


▼基本仕様

リージョン 京都
回線速度 100Mbps

SLA(サービス品質保証)

なし

標準機能

IPアドレス(※1個) / テンプレート / スペック変更(スケールアップ) / ローカルネットワーク / セキュリティグループ / ping監視 / DNS設定

OS CentOS Stream 8 / CentOS 8(64bit) / CentOS 7(64bit) / AlmaLinux 8 / Rocky Linux 8 / Ubuntu 20.04 / Ubuntu 18.04 / kusanagi
有料オプション スナップショット / 定期スナップショット保存 / ロードバランサー / IPアドレス追加 / 独自ドメイン取得 / SSL証明書 / SSL設置代行サービス
サポート体制 メール(※24時間受付) / 電話(※10:00~17:00) / 専任の技術者が24時間365日常駐 / 専用サポートサイトあり


▼公式サイト

KAGOYA CLOUD VPS

KAGOYA CLOUD VPS:料金プラン

▼料金プラン(Linux)

プラン 初期費用 月額費用 CPU メモリ ディスク
1GB 無料 550円(税込) 1コア 1GB SSD / 25GB
2GB 無料 880円(税込) 2コア 2GB SSD / 200GB
4GB 無料 1,540円(税込) 4コア 4GB SSD / 30GB
4GB 無料 3,520円(税込) 4コア 4GB SSD / 800GB
8GB 無料 7,040円(税込) 6コア 8GB SSD / 800GB
32GB 無料 28,160円(税込) 12コア 32GB SSD / 1600GB


※初期費用・月額費用には長期割引や特典を除いた通常料金1ヶ月分の税込金額を記載しています

KAGOYA CLOUD VPS:サービスの特徴

KAGOYA CLOUD VPSのサービスの特徴をまとめると次の様になります。


▼サービスの特徴

  • 全てのプランを初期費用0円で使い始めることができる
  • 直感的で使いやすい専用のコントロールパネルが用意されている
  • サーバーのスペック変更や追加がコントロールパネルから簡単にできる
  • CentOSやUbuntuなどのOSテンプレートが豊富に用意されている
  • SSDが搭載された、高速に動作するサーバーが利用できる
  • ローカルネットワークを使った複数台構成に対応できる
  • 自社データセンターの高速回線が利用できる

KAGOYA CLOUD VPS:こんな方向き

KAGOYA CLOUD VPSは次のような方に適したサービスです。


▼こんな方向き

  • ビジネス用途向きのVPSを探している
  • スペックや機能性を重視してVPSを選びたい
  • 料金プランが柔軟で、コスパ良く使えるVPSを探している
  • Webサービスやシステム開発に適したVPSを探している
  • サービス拡大に対応できる、冗長性に優れたVPSを探している
  • 設備やサポート体制に対して、信頼性のあるVPSを探している
老舗企業のカゴヤ・ジャパン株式会社が運営するKAGOYA CLOUD VPSは、柔軟な料金プランによって細かなニーズにもコスパよく対応する事ができます。

▼公式サイト

KAGOYA CLOUD VPS

老舗企業ならではの信頼性。機能が充実しているので、Webサービスやシステム開発などの目的で特に利用を検討したいVPSです!

③さくらのVPS

VPS徹底比較:さくらのVPS
さくらのVPS

『さくらのVPS』は、さくらインターネット株式会社が運営しているVPSサービスです。

さくらのVPS:基本情報

▼概要情報

サービス名

さくらのVPS

運営会社

さくらインターネット株式会社

開始時期 2010年


▼参考予算

初期費用 無料
月額費用 643~26,400円(税込)
最低利用期間 1ヶ月


▼スペック

CPU 1コア~10コア
メモリ 512MB~32GB
ディスク種類 SSD
ディスク容量 25~1600GB
仮想化方式 KVM
RAID RAID1


▼基本仕様

リージョン 東京 / 大阪 / 石狩
回線速度 100Mbps

SLA(サービス品質保証)

-

標準機能

IPアドレス(※1個) / IPv6アドレス(※1個) / NIC(※3個) / ネームサーバー / コントロールパネル / ローカルネットワーク / データ転送量無制限 / root権限付与 / スケールアップ対応 / ローカルネットワーク / サーバー監視機能 / パケットフィルター機能 / スタートアップスクリプト

OS CentOS 7 / CentOS Stream 8 / CentOS Stream 9 / AlmaLinux 8 / Rocky Linux 8 / Ubuntu 18.04 / Ubuntu 20.04 / KUSANAGI 8 (CentOS 7) / KUSANAGI 9 (CentOS Stream 8)
有料オプション 独自ドメイン / SSLサーバー証明書 / ハイブリッド接続 / ストレージ変更 / 追加ストレージ(NFS)
サポート体制 メール / チャット / コールバック予約(※24時間365日) / 専用サポートサイト


▼公式サイト

さくらのVPS

さくらのVPS:料金プラン

▼料金プラン(Linux)

プラン 初期費用 月額費用 CPU メモリ ディスク
512MB 無料 643円(税込) 1コア 512MB SSD / 25GB
1G 無料 880円(税込) 2コア 1GB SSD / 50GB
2G 無料 1,738円(税込) 3コア 2GB SSD / 100GB
4G 無料 3,520円(税込) 4コア 4GB SSD / 200GB
8G 無料 7,040円(税込) 6コア 8GB SSD / 400GB
16G 無料 13,200円(税込) 8コア 16GB SSD / 800GB
32G 無料 26,400円(税込) 10コア 32GB SSD / 1600GB


※初期費用・月額費用には長期割引や特典を除いた通常料金1ヶ月分の税込金額を記載しています

さくらのVPS:サービスの特徴

さくらのVPSのサービスの特徴をまとめると次の様になります。


▼サービスの特徴

  • 全てのプランを初期費用0円で使い始めることができる
  • 直感的で使いやすい専用のコントロールパネルが用意されている
  • サーバーのスペック変更や追加がコントロールパネルから簡単にできる
  • CentOS、Ubuntu、KUSANAGなどのOSが豊富に用意されている
  • ローカルネットワークを使ったサーバーの複数台構成に対応できる
  • 専門の技術者が24時間365日サーバー状況を監視している

さくらのVPS:こんな方向き

さくらのVPSは次のような方に適したサービスです。


▼こんな方向け

  • 初心者向けで分かりやすく使いやすいVPSを探している
  • スペックや機能性を重視してVPSを選びたい
  • 料金プランが柔軟で、コスパ良く使えるVPSを探している
  • Webサービスやシステム開発に適したVPSを探している
  • サービス拡大に対応できる、冗長性に優れたVPSを探している
  • 設備やサポート体制に対して、信頼性のあるVPSを探している
さくらのVPSは個人から企業まで、幅広い用途に適したVPSです。料金プランは比較的高めではあるものの、スペック・機能・サポート体制がバランス良く充実しているので目的を問わず柔軟に利用することができます。

▼公式サイト

さくらのVPS


④クラウドVPS byGMO

VPS徹底比較:クラウドVPS
クラウドVPS byGMO

『クラウドVPS byGMO』は、GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社が運営しているVPSサービスです。



▼概要情報

サービス名

クラウドVPS byGMO

運営会社

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社

開始時期 2012年


▼参考予算

初期費用 無料
月額費用 1,188~20,988円(税込)
最低利用期間 1ヶ月


▼スペック

CPU 2コア~10コア
メモリ 1GB~32GB
ディスク種類 SSD
ディスク容量 50~300GB
仮想化方式 Parallels
RAID RAID 6


▼基本仕様

リージョン 東京
回線速度 100Mbps共有

SLA(サービス品質保証)

99.99%

標準機能

IPアドレス(※1個) / DNSサーバー / 管理者権限付与 / ファイアーウォール / ローカルネットワーク / 国内データセンター / 転送量課金なし / サーバー品質保証制度 / 人気OS / コントロールパネル / SSH / Webコンソール

OS CentOS 8.2 / CentOS 7.9 / Ubuntu 20.04 / Debian 10.0
有料オプション サーバー管理ツール「Plesk」 / 自動バックアップ&リストア / 遠隔バックアップ&リストア / 追加ディスク容量 / 追加IP / プレミアムサポート
サポート体制 メール(※24時間365日) / 電話(※平日9:00~18:00) / 専用サポートサイト


▼公式サイト

クラウドVPS byGMO

クラウドVPS byGMO:料金プラン

▼料金プラン(Linux)

プラン 初期費用 月額費用 CPU メモリ ディスク
V1 無料 1,188円(税込) 2コア 1GB SSD / 50GB
V2 無料 1,848円(税込) 3コア 2GB SSD / 100GB
V4 無料 2,948円(税込) 4コア 4GB SSD / 100GB
V6 無料 4,708円(税込) 5コア 6GB SSD / 100GB
V8 無料 6,798円(税込) 6コア 8GB SSD / 200GB
V12 無料 10,758円(税込) 7コア 12GB SSD / 200GB
V16 無料 13,288円(税込) 8コア 16GB SSD / 300GB
V32 無料 20,988円(税込) 10コア 32GB SSD / 300GB


※初期費用・月額費用には長期割引や特典を除いた通常料金1ヶ月分の税込金額を記載しています

クラウドVPS byGMO:サービスの特徴

クラウドVPS byGMOのサービスの特徴をまとめると次の様になります。


▼サービスの特徴

  • 全てのプランを初期費用0円で使い始めることができる
  • 14日の無料期間があるので操作性やパフォーマンスを試しやすい
  • 直感的で使いやすい専用のコントロールパネルが用意されている
  • ローカルネットワークを使ったサーバーの複数台構成に対応できる
  • コマンド操作なしでサーバー運用が行える管理ツール「Plesk(プレスク)」が使える
  • 「SLA(サービス品質保証)」によって99.99%という高いサーバー稼働率が保証されている

クラウドVPS byGMO:こんな方向き

クラウドVPS byGMOは次のような方に適したサービスです。


▼こんな方向け

  • ビジネス用途向きのVPSを探している
  • スペックや機能性を重視してVPSを選びたい
  • Webサービスやシステム開発に適したVPSを探している
  • サービスの拡大に対応できる、冗長性に優れたVPSを探している
  • 万が一にも備えて保証やサポートが充実したVPSを探している
クラウドVPS byGMOは比較的ビジネス用途としての側面がつよい法人向けのVPSです。基本機能が充実しているのはもちろん、管理ツールの「Plesk(プレスク)」が利用できる点が大きく特徴的です。

▼公式サイト

クラウドVPS byGMO

新規事業や業務目的でVPSをお探しの方、Plesk(プレスク)が使えるVPSをお探しの方は、利用を検討してみましょう!

⑤お名前.com VPS

VPS徹底比較:お名前.com VPS
お名前.com VPS

『お名前.com VPS』は、GMOインターネット株式会社が運営しているVPSサービスです。



▼概要情報

サービス名

お名前.com VPS

運営会社

GMOインターネット株式会社

開始時期 2012年


▼参考予算

初期費用 無料~17,474円(税込)
月額費用 985~16,636円(税込)
最低利用期間 3ヶ月


▼スペック

CPU 2コア~10コア
メモリ 1GB~16GB
ディスク種類 SSD
ディスク容量 100GB~1TB
仮想化方式 KVM
RAID RAID-3D


▼基本仕様

リージョン 非公開(※国内)
回線速度 100Mbps共有

SLA(サービス品質保証)

なし

標準機能

IPアドレス(※1個) / データ転送量無制限 / コントロールパネル / Webコンソール / スナップショット / DNS設定 / SSH

OS CentOS 7.5~7.9 / CentOS Stream8 / Ubuntu 18.04 / Ubuntu 20.04 / Debian 9.13 / Debian 10.10 / Arch Linux 20200731 / FreeBSD 13.0 / FreeBSD 13.0ZFS
有料オプション なし
サポート体制 メール(※24時間365日) / 電話(※平日:10:00~18:00)


▼公式サイト

お名前.com VPS

お名前.com VPS:料金プラン

▼料金プラン(Linux)

プラン 初期費用 月額費用 CPU メモリ ディスク
1GB 無料 985円(税込) 2コア 1GB SSD / 100GB
2GB 無料 1,446円(税込) 3コア 2GB SSD / 200GB
4GB 5,951円(税込) 4,065円(税込) 4コア 4GB SSD / 400GB
8GB 10,142円(税込) 8,255円(税込) 6コア 8GB SSD / 800GB
16GB 17,474円(税込) 16,636円(税込) 10コア 16GB SSD / 1TB


※初期費用・月額費用には長期割引や特典を除いた通常料金1ヶ月分の税込金額を記載しています

お名前.com VPS:サービスの特徴

お名前.com VPSのサービスの特徴をまとめると次の様になります。


▼サービスの特徴

  • オンラインでの申込みから最短10分で利用開始できる
  • コントロールパネルや各種機能がシンプルにできている
  • 1つのアカウントから関連サービスがまとめて利用できる
  • サーバーの複数台構成には対応していない小規模な用途向きのVPS
  • 最低利用期間が3ヶ月に設定されている


お名前.com VPS:こんな方向き

お名前.com VPSは次のような方に適したサービスです。


▼こんな方向き

  • 個人向けでシンプルに使えるVPSを探している
  • 価格重視で長期的にコスパよく使えるVPSを探している
  • すでにお名前.comのサービスを利用している方
お名前.comは個人から使いやすいシンプルなVPSです。各料金プランではディスク容量が多めに設定されているので目的によっては抜群のコスパを発揮します。

▼公式サイト

お名前.com VPS

基本的にコスパの良いVPSですが、とはいえ最低利用期間が3ヶ月ある点には注意が必要です。利用期間もふまえて検討してみましょう!

⑥WebARENA Indigo

VPS徹底比較:WebARENA Indigo
WebARENA Indigo(ウェブアリーナ・インディゴ)

『WebARENA Indigo(ウェブアリーナ・インディゴ)』は、NTTPCコミュニケーションズが運営しているVPSサービスです。



▼概要情報

サービス名

WebARENA Indigo

運営会社

NTTPCコミュニケーションズ

開始時期 2019年


▼参考予算

初期費用 無料
月額費用 349~11,193円(税込)
最低利用期間 なし


▼スペック

CPU 1コア~8コア
メモリ 1GB~32GB
ディスク種類 SSD
ディスク容量 20GB~640GB
仮想化方式 KVM
RAID RAID6相当


▼基本仕様

リージョン 東京
回線速度 100Mbps~1Gbps

SLA(サービス品質保証)

なし

標準機能

IPアドレス(※1個) / コントロールパネル / データ転送量無制限 / セキュリティグループ / SSH(公開鍵認証) / Rest-API

OS CentOS Stream 8 / CentOS 8.1 / CentOS 7.5 / Ubuntu 22.04LTS / Ubuntu 18.04LTS / Rocky Linux 8.4 / Windows Server 2022 / Windows Server 2019 Datacenter Edition
有料オプション スナップショット / DNS / 契約譲渡
サポート体制 チャット・Webフォーム(※平日9:30~17:00)


▼公式サイト

WebARENA Indigo

WebARENA Indigo:料金プラン

▼料金プラン(Linux)

プラン 初期費用 月額費用 CPU メモリ ディスク
1GB 無料 349円(税込) 1コア 1GB SSD / 20GB
2GB 無料 699円(税込) 2コア 2GB SSD / 40GB
4GB 無料 1,399円(税込) 4コア 4GB SSD / 80GB
8GB 無料 2,798円(税込) 6コア 8GB SSD / 160GB
16GB 無料 5,596円(税込) 6コア 16GB SSD / 320GB
32GB 無料 11,193円(税込) 8コア 32GB SSD / 640GB


※初期費用・月額費用には長期割引や特典を除いた通常料金1ヶ月分の税込金額を記載しています

WebARENA Indigo:サービスの特徴

WebARENA Indigoのサービスの特徴をまとめると次の様になります。


▼サービスの特徴

  • コントロールパネルや各種機能がシンプルにできている
  • 最大で1Gbpsの回線速度、転送量無制限なので大量データの送受信にも対応できる
  • 業界最安クラスの価格設定なので、コスパ良くサーバーを運用できる
  • DNSの設定やスナップショットの作成は追加オプションとなっている
  • サーバーの複数台構成には対応していない小規模な用途向きのVPS

WebARENA Indigo:こんな方向き

WebARENA Indigoは次のような方に適したサービスです。


▼こんな方向き

  • 個人向けでシンプルに使えるVPSを探している
  • 価格重視で長期的にコスパよく使えるVPSを探している
  • 回線速度のパフォーマンスが高いVPSを探している
WebARENA Indigoは個人から使いやすいシンプルなVPSです。最大1Gbpsという回線速度には定評があり、料金プランも月額349円(税込)からと、個人利用に良い条件がそろっています。
ただしDNSの設定やスナップショットには追加料金がかかります。コスパよく使うためにも、用途と照らし合わせて検討してみましょう!

⑦ABLENET VPS

VPS徹底比較:ABLENET VPS
ABLENET VPS(エイブルネットブイピーエス)

『ABLENET VPS(エイブルネットブイピーエス)』は、株式会社ケイアンドケイコーポレーションが運営しているVPSサービスです。


ABLENET VPS:基本情報

▼概要情報

サービス名

ABLENET VPS

運営会社

株式会社ケイアンドケイコーポレーション

開始時期 2011年


▼参考予算

初期費用

1,027円(税込)

※V0プランのみ発生します

月額費用 712~6,056円(税込)
最低利用期間 1ヶ月


▼スペック

CPU 1コア~5コア
メモリ 512MB~10GB
ディスク種類 HDD / SSD
ディスク容量 30GB~800GB
仮想化方式 KVM
RAID RAID-10


▼基本仕様

リージョン 大阪
回線速度 200Mbps共用

SLA(サービス品質保証)

なし

標準機能

IPアドレス(※1個) / ドメイン管理(DNS) / コントロールパネル / VNCコンソール / データ転送量無制限 / 管理者権限付与

OS CentOS Stream 8 (64bit) / CentOS 7.9 (64bit) / WindowsServer2019、2016、2012R2
有料オプション ドメイン取得・管理 / リソース変更 / WindowsServer / 独自認証型SSL / WHOIS非公開
サポート体制 サポートページ・FAQページ / お問い合わせフォーム


▼公式サイト

ABLENET VPS

ABLENET VPS:料金プラン

▼料金プラン(Linux)

プラン 初期費用 月額費用 CPU メモリ ディスク
V0 1,027円(税込) 712円(税込) 1コア 0.5GB SSD / 30GB
V1 無料 1,342円(税込) 2コア 1.5GB SSD / 40GB
V2 無料 1,970円(税込) 3コア 2.5GB SSD / 60GB
V3 無料 3,647円(税込) 4コア 6GB SSD / 100GB
V4 無料 6,056円(税込) 5コア 10GB SSD / 200GB


※初期費用・月額費用には長期割引や特典を除いた通常料金1ヶ月分の税込金額を記載しています

ABLENET VPS:サービスの特徴

ABLENET VPSのサービスの特徴をまとめると次の様になります。


▼サービスの特徴

  • 10日の無料期間があるので、操作性やパフォーマンスを試しやすい
  • コントロールパネルや各種機能が全体的にシンプルに出来ている
  • 最大200Mbps、転送量無制限なので大量データの送受信にも対応できる
  • サーバーの複数台構成には対応していない小規模な用途向きのVPSである
  • 全プランで高速SSDが利用できるが、従来のHDDを選択することもできる

ABLENET VPS:こんな方向き

ABLENET VPSは次のような方に適したサービスです。


▼こんな方向き

  • 個人向けでシンプルに使えるVPSを探している
  • FX自動売買ツールの利用に適したVPSを探している
  • 高速で安定したネットワーク回線でVPSを利用したい
ABLENET VPSでは初期費用が発生するものの、月額費用では比較的コスパの良い料金設定となっています。また回線速度が最大200Mbsである点も大きく特徴的です。

▼公式サイト

ABLENET VPS

コスパと回線速度を重視してVPSを探している方は利用を検討してみましょう!

目的別のおススメVPSを紹介する

目的別のおススメVPS
目的別のおススメVPSを紹介する

ここからは、目的別におススメのVPSをそれぞれ順番に紹介してゆきます。

目的①:始めてVPSサービスを利用する

始めてVPSサービスを利用する
始めてVPSサービスを利用する

目的を問わず始めてVPSを利用するという方であれば、次の条件に従ってVPSサービスを選んでゆくのがおススメです。



▼初めてVPSを利用する

  • コントロールパネルが使いやすく出来ている
  • 過不足なくサービスが充実したVPSであること
  • 個人向けにも提供されているVPSであること

初心者におススメのVPS

▼公式サイト

ConoHa VPS


▼公式サイト

さくらのVPS



上記のVPSは個人向けに作られているうえ、コントロールパネルも見やすく・使いやすくできているので初心者にもおススメです。また機能性も充実している事から、将来的にやりたいことが増えても十分に対応することが出来ます。

このほか上記のVPSであれば、ドメインやレンタルサーバーといった他のサービスもまとめて管理する事ができます。

VPSによってはドメインを別のサービスで取得する必要もあり、1つのアカウントでまとめて契約や支払いが行えるサービスの分かりやすさという意味でもオススメです。

一方でVPSは価格だけで選ぶことも出来ますが、とはいえ選んだVPSによってはやりたい事が出来なかったり、別サービスとの併用から支払いや管理が面倒になるといった不便も起こり得ます。選定にあたっては十分にご注意ください。
ちなみに僕はConoHa VPSをずっと使っています!

目的②:Webサービス・システム開発

Webサービス・システム開発
Webサービス・システム開発

Webサービスやシステムなどの開発では、プログラミング言語を始めとする多くの技術的な要件がサーバー選びに関係してゆきます。

このためOSやスペックに豊富な選択肢が用意されているのはもちろん。DBサーバーやメールサーバーの構築、スケールアップやローカルネットワークが構築できる事を前提にしつつ、機能的に充実しているVPSサービスを選ぶのがおススメです。

この上でも開発の背景や規模感に合わせて、利用先となるVPSを検討してゆきましょう。

少人数で行う小規模な開発なら

プログラミング学習や個人商品の開発などの1人から少人数で行う小規模な開発であれば、個人から使いやすく機能的にも充実している以下のVPSを利用するのがオススメです。


▼公式サイト

ConoHa VPS


▼公式サイト

さくらのVPS

多人数で行う大規模な開発なら

主にはビジネスを背景に多人数で行う大規模な開発であれば、設備やサポート体制が充実した、より法人向けのVPSを利用するのがオススメです。


▼公式サイト

KAGOYA CLOUD VPS


▼公式サイト

クラウドVPS byGMO

Webサービスやシステム開発では、様々な技術的要件がサーバー選びに関係します。個人or法人、開発規模といった背景をふまえつつ、機能的に充実したVPSサービスの利用を検討してゆきましょう。

目的③:WordPressサイトの構築

WordPressサイトの構築
WordPressサイトの構築

WordPressを使ったWebサイトの構築でVPSを利用するなら、とりわけ以下の前提条件のもとに『KUSANAGI(クサナギ)』が利用しやすいVPSから検討してゆくのがオススメです。



▼KUSANAGI利用の前提条件

  • WrodPressサイトを高速表示できる様にしたい
  • 数百万規模の大量アクセスを処理する必要がある
  • 強化されたセキュリティの元でWordPressを利用したい
  • サーバー知識・スキルを持ったエンジニアが存在する

おススメVPS

次のVPSサービスを選択すれば、テンプレートから選択するだけで簡単にKUSANAGIを導入することができます。



▼公式サイト

ConoHa VPS


▼公式サイト

KAGOYA CLOUD VPS



『KUSANAGI(クサナギ)』はWordPressを高速表示する事ができるソフトウェアのことで、一般的にはサーバーのOSやスペックの選択・カスタマイズができるVPSなどの環境から利用ができます。

そんなKUSANAGIの存在は、WordPressの利用を目的にVPSを選択する多くの理由にもなっています。

とはいえKUSANAGIの利用にはエンジニア向けのスキルが必要ですし、必要にならないケースも多くあります。KUSANAGIの導入にあたっての条件確認はしっかり行うことが推奨されます。

WordPress(KUSANAGI)を前提にしたVPSの利用は、あくまでも上級者向けの選択肢である点にご注意下さい。

一方で上記の条件に当てはまらない、KUSANAGIが必要ない場合であれば、VPSではなく一般の"レンタルサーバー"を使ってWordPressを構築する方法がオススメです。最近はレンタルサーバーの性能も向上しているので、例えば月数十万程度のアクセスであればレンタルサーバーでも十分に処理することが出来るからです。



レンタルサーバーであれば、先述のConoHaから提供されている「ConoHa WING(コノハウィング)」を使えば、かんたんにWordPressサイトを構築する事ができますよ。ConoHa WINGを使ったWordPressサイトの立ち上げ方については、次の記事も参考になります。

目的④:マインクラフト

ConoHa VPS(マインクラフト)
マインクラフト

人気ゲーム『Minecraft(マインクラフト)』のマルチサーバー構築でVPSを利用するならConoHa VPSを利用するのがオススメです。

なぜConoHa VPSかというと、ConoHa VPSには「テンプレート」や「Minecraftマネージャー」といったマルチサーバーの利用で役立つ機能が豊富にそろっているからです。

▼ConoHa VPSの機能

  • 【テンプレート】・・・マイクラのマルチサーバーを自動構築することができる
  • 【Minecraftマネージャー】・・・サーバーの起動や停止、ユーザー権限の設定、ワールドデータの自動バックアップなどの運用ができる



上記を使えば、マルチサーバーの構築や運用を一切のコマンド操作を必要することなく行うことができます。いずれも標準機能に含まれていることから、利用にあたっては追加料金を支払う必要もありません。



そんなConoHa VPSでマイクラのマルチサーバーを構築するなら、以下の料金プランを選択するのがおススメです。



▼ConoHa VPS

プラン 初期費用 月額費用 CPU メモリ ディスク
512MB 無料 682円(税込) 1コア 512MB SSD / 30GB
1GB 無料 968円(税込) 2コア 1GB SSD / 100GB
2GB 無料 1,848円(税込) 3コア 2GB SSD / 100GB
4GB 無料 3,608円(税込) 4コア 4GB SSD / 100GB
64GB 無料 53,900円(税込) 24コア 64GB SSD / 100GB



マイクラの様なゲーム用のマルチサーバーでは多くのメモリを使用します。快適な動作を得るためにも、利用人数にかかわらず最低限2GB以上を目安にしたプラン選択をおススメします。



一方ConoHa VPSの料金プランは他社と比べると少しだけ高く設定されてもいます。

とはいえ先述の『Minecraftマネージャー』ConoHa VPSでしか利用できないサービスですし、何より利用すれば余計な作業に煩わされずにゲームで遊ぶことが出来る大きなメリットがあります。

料金面では他社に遅れを取るものの、マインクラフト一点に対しては他の追随を許さないとも言えるほど充実したサービス内容となっています。



以上をふまえて、マインクラフトを目的にVPSを利用するならConoHa VPSがオススメです。

マイクラ関連のサービスが充実しているConoHa VPSはトータル的にコスパ良しです。とくに『今すぐマルチプレイ環境を用意したい!』『難しいことはせずにマルチプレイで遊びたい!』といった初心者にこそおススメできるサービスです。

▼公式サイト

ConoHa VPS



このほかConoHa VPSを使ったマルチサーバーの構築方法については次の記事も参考になりますよ。

ConoHa VPSならマルチプレイがメッチャ快適にできますよ!ぜひチェックしてみて下さいね!

VPSのよくある質問

このほかVPSにおけるよくある質問をまとめて紹介します。

VPSの仕組みは?
VPSは仮想専用サーバーを略した言葉であり、物理的な1つのサーバーを論理的に分割してユーザーに仮想的な領域が用意される仕組みです。このためVPSのサーバーを利用すれば、まるで1台のサーバーを利用しているかのように自由に使うことができます。
VPSを使ってできることは?
VPSはまっさらな状態のサーバーが貸して貰えるサービスのため、一般的にサーバーが必要なあらゆる用途で利用可能です。VPSの用途には以下のものが代表的です。

・自社メディアやECサイトの運用
・自社ツールの開発や運用
・PCゲーム用のマルチサーバー
・プログラムの開発環境や実行環境
・メールサーバーやストレージサーバー
VPSとレンタルサーバーとの違いは?
VPSは仮想的な専用サーバーを貸して貰うのに対し、レンタルサーバーはあくまで1台の物理的なサーバーを複数でシェアする仕組みです。例えるならVPSは"一戸建て"、対するレンタルサーバーは複数人で同居する"シェアハウス"といった風に表現できます。
VPSの料金プランは後から変更できる?
VPSでは利用するサーバーの料金プランを後から変更することが可能です。このためVPSで必要なスペックが分からない場合は、ひとまず最安プランから始めるのも一つの選択です。VPSのサービスサイトも合わせて参考にしてみましょう。

この記事のまとめ

今回は『VPSサービスが多すぎて何を選べばいいのか分からない』『プランや機能が複雑すぎて選び方が分からない』という方にお応えするため、VPS選びのポイントや比較一覧を掲載、このほか国内主要のVPSを7つ紹介してゆきました。



▼VPS選びのポイント

スペック

VPSの用途に対する推奨スペックや開発要件を満たしているか?スペックに対するコスパが良いか?

コントロールパネル

コントロールパネルの画面が分かりやすく使いやすく出来ているか?コントロールパネルを通して目的の作業がこなせるか?

機能性

VPSを利用の目的とするサーバー・ネットワーク構成が実現可能か?将来的にサーバー台数を増やしたり、スペックを上げることができるか?



▼国内VPS比較一覧

サービス プラン 初期費用 月額費用 CPU メモリ ディスク
ConoHa VPS 2GB 無料 1,848円 3コア 2GB SSD / 100GB
KAGOYA CLOUD VPS 4GB 無料 1,540円 4コア 4GB SSD / 30GB
さくらのVPS 2G 無料 1,738円 3コア 2GB SSD / 100GB
クラウドVPS byGMO V2 無料 1,848円 3コア 2GB SSD / 100GB
お名前.com VPS 2GB 無料 1,446円 3コア 2GB SSD / 200GB
WebARENA Indigo 4GB 無料 1,399円 4コア 4GB SSD / 80GB
ABLENET VPS V1 1,650円 1,342円 2コア 1.5GB SSD / 40GB



Webサービスやシステムの開発、Minecraftなどのゲーム用のマルチサーバー、このほかプライベートでの目的など。VPS選びにあたっては、ぜひご活用頂きたい情報です。



このほか当ブログでは【レンタルサーバー】に関連する情報を多数掲載しています。あわせてご活用くださいませ。



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今回は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!