XSERVERでドメインを設定する方法を解説する【初心者向き】

今回は、レンタルサーバーの『XSERVER(エックスサーバー)』でドメインを設定する方法について、詳しく解説してゆきます。
▼この記事を書いたひと
フリーランスのみやしも(@miyashimo_eng)です。プログラミングやWEB制作に関するIT情報を、幅広くお届けしてゆきます。
WEBサイトの公開に必要な作業について

レンタルサーバーを使ってWEBサイトを公開するには、その土台である『ドメイン』と『サーバー』の準備が必要です。具体的には次のステップで作業を進めることで、インターネット上にWEBサイトが公開できます。
▼WEBサイトの公開に必要な作業
- WEBサイトの『ドメイン』を取得する
- 取得したドメインを『サーバー』に設定する ※この記事で解説します
- WEBサイトのファイルを設置(アップロード)する
ドメイン・サーバーはレンタルサーバーの管理画面で操作できる様になっていますが、とはいえ見慣れない管理画面や用語のために、初めて利用する方にとって戸惑うポイントも多いと思います。
ドメインを取得する方法は?
今回の作業を進めるには、『XSERVER』のアカウントと、設定の対象となる『ドメイン』がある事が前提となります。ドメインは同じくXSERVERで取得できますので、お持ちでなければ、まずはドメインの取得から行いましょう。
ドメインを設定する方法

XSERVERで取得したドメインをサーバーに設定する『ドメイン設定』の作業について解説してゆきます。
ドメインの設定画面を開く
取得したドメインをサーバーに設定するには、XSERVERの『サーバーパネル』にログインしてから作業を行います。
XSERVERの『サーバーパネル』は契約しているサーバーごとに分かれており、これらは『Xserverアカウント』のトップページから『サーバー管理』メニューをクリックすれば開けます。

ドメインの情報を設定する
サーバーパネルを開く事ができたら、続けてドメイン設定を行いましょう。作業を行うためにも、先ずはサーバーパネルの『ドメイン設定』メニューをクリックします。

『ドメイン設定』の画面を開いたら、設定するドメインの内容を入力してゆきます。

ここでは基本的に、『ドメイン名』の所にサーバーに設定するドメインを入力すればOKです。また、次の2つチェックボックスはチェックされたままで問題ありません。
- 無料独自SSLを利用する(推奨)
- 高速化・アクセス数拡張機能「Xアクセラレータ」を有効にする(推奨)
入力が済んだら『確認画面へ進む』をクリックしましょう。また、続く画面で『追加する』をクリックすると、サーバーに対するドメインの設定が実行されます。ここは完了に少しだけ時間がかかりますので、次の画面が表示されるまで待機しましょう。
ドメインの設定が完了したら、つぎの様な画面が表示されます。

ドメイン設定の作業は以上で完了ですが、この時点でサーバーに設定したドメインが『WEBブラウザからどの様に見えるのか?』という点について、引き続き補足をおこないます。
ドメインの状態をブラウザから確認する

設定を行ったドメインが『WEBブラウザからどの様に見えるのか?』という点について、引き続き確認してゆきましょう。
状態①:『無効なURLです。』が表示される
まず、XSERVERでドメイン設定を行った直後の状態は次のようになります。

こちらは、上記のメッセージ通りXSERVER側の処理が完了していない状態となります。たとえばXSERVERの管理画面で何かしら作業をするといった必要性もありません。
この状態は少しだけ待てば解消されますので、しばらく間をかけてから再度アクセスするなどしつつ、様子をうかがいましょう。
状態②:『このウェブスペースへは、まだホームページがアップロードされていません。』
しばらく間を空けると、アクセスの状態は次のように変化します。

上記のように書かれたページが表示されれば、XSERVER側の処理は完了しています。またこの状態は、ドメインを設定したサーバーに対して自由にWEBサイトが設置できることも意味しています。
ドメイン設定の次にすることは?

ドメインの設定を済ませた次にすべきことは『WEBサイト』の設置(アップロード)であることは先にも解説した通りですが、ひとことに『WEBサイト』と言ってもその作り方も多種多様で、このための設置方法も手段ごとに変わってきます。
『Wordpress』を利用する場合
WEBサイトの構築にWordpress(ワードプレス)を利用する方には、次の記事が参考になります。
記事の内容にしたがって作業を進めれば、ドメインを設定したサーバーに対して『Wordpress』をインストールすることができます。
『HTML&CSS』をアップロードする場合
HTML&CSSファイルをアップロードしたい。といった方には、次の記事が参考になります。
記事にしたがって作業をしてゆけば、『サーバー』や『FTPソフト』などの基本的な知識が身につくとともに、例えば、自分が作成したHTML&CSSをインターネット上に公開するといった事が可能になります。
この記事のまとめ
今回は、WEBサイトの公開に必要なつぎの作業について、人気レンタルサーバーの『XSERVER(エックスサーバー)』を例に紹介をしてゆきました。
▼WEBサイトの公開に必要な作業
- WEBサイトの『ドメイン』を取得する
- 取得したドメインを『サーバー』に設定する
- WEBサイトの本体を設置(アップロード)する
このほか当ブログでは【レンタルサーバー】に関連する情報を多数掲載しています。あわせてご活用くださいませ。
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