【Windows】PHPのローカル開発環境を構築する

みやしも ローカル開発環境

プログラミングの初心者を対象に、WindowsにPHPのローカル開発環境を構築する方法について解説してゆきます。

この記事では『Pleiades All in One』というソフトを使用した、PHPのローカル開発環境の作り方について学ぶことができます。

▼この記事を書いたひと

フリーランスのみやしも(@miyashimo_eng)です。プログラミングやWEB制作に関するIT情報を、幅広くお届けしてゆきます。

ローカル開発環境の全体像

まず初めにPHPにおけるローカル開発環境の全体像から把握してゆきましょう。

ローカル開発環境の目的

今回は、以下のような目的を想定したローカル開発環境の作成方法について解説してゆきます。



▼ローカル開発環境の目的

  • Wordpressを使用したWEBサイト制作
  • PHPフレームワークを使用した開発作業
    (Laravel・CakePHPなど)
  • PHPプログラミング全般の学習
PHPを使用した多くの作業目的に対応できます。

ローカル開発環境の構成

今回は以下の構成のもとに、ローカル開発環境を作成してゆきます。



▼ローカル開発環境の構成

  • 【IDE】eclipse
  • 【実行環境】XAMPP



エディタやデバッガーなどがセットになったIDE(統合開発環境)としての『eclipse』を、PHPのローカル実行環境としての『XAMPP』をそれぞれ使用してゆきます。

上記ソフトは個別にインストールしたり、日本語化などを行うと多くの手間がかかります。今回はこれらをまとめて導入できる『Pleiades All in One』というパッケージを使用してゆきます。

Pleiades All in Oneについて

MergeDocProject公式サイト
MergeDocProject公式サイト

Pleiades All in One(プレアデス・オールインワン)とは、日本語化されたEclipseの本体とプログラミング言語別に便利なプラグインをまとめたパッケージのことです。

MergeDocプロジェクトという、Eclipseの日本語化関連ツール・プラグインを配布している日本のWEBサイトから提供されています。

先ほどにも紹介したeclipse・XAMPPなどの日本語化されたソフトウェアがまとめて含まれているため『Pleiades All in One』を導入するだけで、PHPのプログラミングに必要なものをまとめて揃える事が可能となります。

導入も簡単なので、初心者にもおすすめなローカル開発環境の構築方法となります。

ローカル開発環境の導入手順

それではさっそくローカル開発環境の導入を行います。

Pleiadesをダウンロードする

まずは、MergeDocプロジェクトから『Pleiades All in One』のファイルをダウンロードします。



▼MergeDocプロジェクト

Pleiades All in One

※クリックすると別ウィンドウで開きます



サイトを開いたら、左上にある最新バージョンのEclipseを選択しましょう。

Pleiades All in One ダウンロード1

さらに開いたページでは、PHP版の『Full Edition』のバージョンをクリックしてダウンロードします。

Pleiades All in One ダウンロード2
『Full Edition』にはEclipse実行用のJavaが付属しており、Javaのインストールや環境変数の設定を必要とせずに利用ができます。

PleiadesをPC上に展開する

ダウンロードした『Pleiades All in One』のzipファイルを展開します。

Pleiadesをインストールしたフォルダ
Pleiadesを展開したフォルダ

この際にドライブの直下など、できるだけパスが短くなる様にPleiadesのフォルダを置くようにすると、後ほどのトラブルもなく管理がしやすくなるためおススメです。

日本語のフォルダ名がパスに含まれていると、eclipseが正常に動作しなくなるため注意しましょう。

Pleiadesの内容を確認する

Pleiadesのzipファイルを展開したら、内容を確認しておきましょう。



『Pleiades All in One』のPHP版には、大きくeclipseとxamppのフォルダがあり、それぞれの中に実行ファイルが含まれている構成となります。

eclipseのフォルダ・実行ファイル

elipseのフォルダ・実行ファイルは次のようになります。

例)I:\develop\pleiades\eclipse
_eclipse

XAMPPのフォルダ・実行ファイル

XAMPPのフォルダ・実行ファイルは次のようになります。

例)I:\develop\pleiades\xampp
_XAMPP

以上にもあるように、Pleiadesではこの『eclipse』と『XAMPP』の2つのツールを利用してプログラミング作業を行っていくこととなります。

それぞれの実行ファイルのショートカットを作成して、デスクトップやWindowsのタスクバーに配置しておくと作業時の各ソフトの起動が楽になります。
すぐにプログラミング作業が始められる状態をつくりましょう。

各種ソフトの起動方法

Pleiadesのインストールが完了したら、ソフトの起動方法について確認しておきましょう。

eclipseの起動方法

Pleiadesフォルダの中にある『eclipse』フォルダを開き『eclipse.exe』実行するとeclipseが起動できます。

ワークスペースとしてのディレクトリー選択

作業場所に使うフォルダの場所を聞かれますが、そのまま『起動』ボタンを押すとeclipseが起動します。
eclipseを起動する方法①
ワークスペースを選択して『起動』ボタンを押しましょう
eclipseを起動する方法②
eclipseのロゴイメージが表示されます
起動中にWindowsのファイアウォールに関する警告が表示されることがありますが、この場合は、そのまま『アクセスを許可する』をクリックして先に進みます。

eclipseのメインウィンドウ

そのまま少しまつとeclipseのが起動して、メインウィンドウが表示されます。

eclipse_メイン画面
以降はこの画面を通してPHPのプログラミング作業を行います。

XAMPPの起動方法

Pleiadesフォルダの中にある『xampp』フォルダを開き『xampp-control.exe』実行するとXAMPPのコントロールパネルが起動できます。

言語の設定

最初に言語の指定を聞かれますので『Save』を押して先に進みましょう。

XAMPPを起動する方法①
そのまま『Save』を押して先に進みます

XAMPPのコントロールパネル

XAMPPのコントロールパネルが起動します。

XAMPPを起動する方法②
XAMPPのコントロールパネル
ApacheやMySQLなど、PHPの動作環境に関する操作はここから行います。

Eclipseの詳しい使い方

Eclipse

Eclipseに関するPHPプログラミング向けの設定情報や、詳しい使い方について次の記事で学ぶことが出来ます。

PHPプログラミング向けのおすすめ設定

PHPのプログラミングで役立つEclipseのおススメの設定内容について、次の記事が参考になります。

EclipseとGitHubを連携する

EclipseとGitHubを連携する方法について、次の記事で学ぶことができます。

XAMPPの詳しい使い方

XAMPP

XAMPP全般の情報や、XAMPPに含まれている『Apache』『MySQL』などのツールの詳しい使い方については次の記事で学ぶことが出来ます。

XAMPPの初歩的な使い方を学ぶ

XAMPPを単体でインストールして利用する方法や、コントロールパネルの使用方法について、次の記事で学ぶことができます。

ApacheやMySQLの使い方を学ぶ

すこし進んでApacheやMySQLの使い方を学びたい方はこちらの記事が参考になります。

この記事のまとめ

この記事では、WindowsのPCでPHPのローカル開発環境を構築する方法について解説を行いました。



今回紹介したPleiadesに含まれるIDEの『eclipse』や、実行環境として『XAMPP』に含まれるApacheやMySQLなどのツールは、いずれもPHPのプログラミング作業にはかかせない存在です。



この上でこれらの習得ができれば、PHPを使用したWEBサイト制作やプログラムの開発作業をスムーズに、かつ効率的に進めることが可能となります。

プログラミングを学習中の方は、ぜひトライしてみてくださいね!

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